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【ちば人物記】全国飛び回る柔軟美トレーナー・村山巧さん(36) ヨガから武術まで貪欲に

 愛称は「柔軟王子」。柔軟美トレーナーとして、北海道から九州まで年間100~150件の出張トレーニングに飛び回る。

 確実に柔軟性を導く独自のトレーニング方法が人気だ。「柔軟性を高めることは、新体操やバレエ、チアダンス、スケートなどの競技では表現力、すなわち美しさを高めることにもつながる」。それらを伝えているから、柔軟美トレーナーを名乗る。ちなみに、柔軟性を高めることは、「足の冷え性や肩や腰の痛みの改善にも良い」そうだ。

 学生時代はどちらかといえば運動は得意でなく、8年前の平成24年までは、「私自身、前屈しても指が全く床に届かないくらい硬い体だった」と明かす。

 柔軟な体に変わる転機は自宅近くのスケート場「アクアリンクちば」(千葉市美浜区)でスケートを始めたことだった。凝り性な一面もあり、自分のスケート靴を買って滑る楽しさに目覚めた。そのうちに「よりきれいに滑りたい」と考え、硬い体を柔らかくしたいと思うようになった。

 柔軟性を高めるためにトレーナーによるセミナーに参加し、さまざまなトレーニング方法が書かれた本も読みあさった。目にしたトレーニングは全て自身の体で試して、いいと思ったものはどんどん取り入れ、柔軟な体を手に入れた。

 「私自身の体が柔らかくなっていった経験を広く世の中に伝えられるのではないか」。そう思うようになり、大学卒業後10年間のサラリーマン生活を終え、平成28年からトレーナーに。

 柔軟な体に興味を持つ中で、人体の構造についても深く学びたいという気持ちが芽生えた。タイ国立チェンマイ大学の解剖学講座を受講したり、日本古来の武術の一つ「柳生心眼流」の腱引きや活法術や天井からつり下げられたハンモックのような布にくるまってさまざまなポーズをとる「空中ヨガ(エアリアルヨガ)」なども学び、柔軟性に磨きを掛けた。

 昨年7月、初の著書「自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ」(かんき出版)を出版、15万部以上のヒット作となった。今年3月には同書の中国語訳本を台湾で出版し、海外でも人気が出ている。

 「海外で自分のトレーニング方法が翻訳されて、世界の1人でも多くの人にストレッチが楽しいものだと認知されたい。自分の生きた証しを残したいんです」。今後の目標をそう語った。(永田岳彦)

                  ◇

【プロフィル】むらやま・たくみ

 昭和59年、習志野市出身。東洋大卒。大卒後、10年間のサラリーマン生活を経て、平成28年4月からトレーナーの仕事を始める。全国各地でチアダンスや新体操、フィギュアスケートなどの選手のトレーナーも務める。

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