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接見制限で国に賠償命令 八木死刑囚と弁護団 埼玉

 本庄市の保険金殺人事件で死刑が確定した八木茂死刑囚(70)と弁護団が、再審請求のための接見を拘置所側が時間制限したのは違法だとして、国に計1650万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、さいたま地裁(谷口豊裁判長)は5日、国に賠償を命じた。賠償額は八木死刑囚に154万円など。

 訴状によると、八木死刑囚は平成20年に死刑が確定し、東京拘置所に収容されている。弁護団との接見は1回30分に制限され、その後、1時間になった。最高裁が25年に死刑囚と弁護士の再審請求のための秘密面会は原則認めるべきだとの判断を示して以降、職員の立ち会いはなくなったが、時間制限は続いた。

 死刑囚側は「特段の事情がないのに制限したのは権利の侵害だ」と主張していた。

 八木死刑囚の接見をめぐっては、21年に拘置所職員の立ち会いは違法として提訴し、27年に請求を一部認める判断が最高裁で確定。26年には職員が立ち会って時間制限したとして損害賠償を求め、1審さいたま地裁は一部の面会で違法な制限があったとして国に計275万円の支払いを命じ、2審東京高裁も支持した。

 八木死刑囚は捜査段階から一貫して無罪を主張しており、現在、再審請求中。

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