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「コロナ空白」乗り越え躍動 御殿場西高ダンス部「ОNE MIND」 2日に日本高校ダンス部選手権東海・北陸大会

本番に向けて練習に汗を流す御殿場西高校ダンス部ONE MINDのメンバー
本番に向けて練習に汗を流す御殿場西高校ダンス部ONE MINDのメンバー

 全国の高校ダンス部の頂点を決める「第13回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」(産経新聞社など主催)の東海・北陸大会が2日、名古屋市公会堂(同市昭和区)で開かれる。県内からはビッグクラス(13人以上)に浜松江之島、浜松大平台(ともに静岡県浜松市)、スモールクラス(2~12人)に浜松修学舎(浜松市)と御殿場西(御殿場市)の計4チームが挑む。このうち御殿場西ダンス部「ONE MIND」に大会への意気込みを聞いた。(岡田浩明)

 7月30日午後、校舎の一室。ヒップホップダンスを披露する予定の「ONE MIND」の6人(1人は不参加)はアップテンポな音楽が流れると鏡の前で躍動し、入念に動きをチェックしていた。本番で使う音楽は米国の女性アーティスト、ミッシー・エリオットのヒット曲「ワーク・イット」。部員自らが編集した。

 「メンバー全員の動きをそろえる点を強く意識して練習している」と部長の井上柚子葉(ゆずは)さん(3年)が強調すれば、顧問の長田(おさだ)真さん(28)も「動きをそろえて迫力を出すところに力を入れている」と話す。

 ダンス部員は現在20人。多くの大会で好成績を残したことなどから、昨年4月に同好会から「部」に昇格した。原動力になったのがダンス歴10年、床の上を自在に跳ねるブレイクダンスを得意とする長田さんだ。

 5、6年前、同好会の顧問に就任した。当時はユーチューブの動画を“完コピ”して踊る「なりきりダンス」が主流だったが、「ブレイクダンスをやろうと『改革』に取り組んだ」。その後、ヒップホップも始めた結果、少しずつ大会で結果を出すようになり、地域のイベントにも招かれるなど認知度が向上した。

 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校自体が約2カ月間休校。部活動もできなくなった。再開したのは6月に入ってからだ。長田さんは「部活動ができなかった2カ月の影響はかなり大きい。成長したはずの2カ月が奪われたから。チームの士気が下がることを心配した」と明かす。感染症拡大を契機にチーム専用の無料通信アプリ「LINE(ライン)」を開設。「『気持ちを切り替えて』と励ましたり、新しい振り付けなどの動画を送信し、『部活動再開後にそろえられるよう練習を』と指示したりした」と振り返る。

 感染症による2カ月間の「空白」を乗り越え、チームが最も輝く晴れ舞台は間近に迫る。部活動再開まで自宅で体幹トレーニングなどに取り組んだ井上さんは「全国大会に出るのが目標。もし達成できなくても審査員の人たちに『このチーム、良かったね』といわれたい」と決意を示す。

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