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旭市、ホストタウンの心意気 五輪機運醸成へ壁新聞創刊

 新型コロナウイルスの影響で1年後に延期された東京五輪で、参加国・地域と交流を図る「ホストタウン」の自治体は「機運の醸成」という課題を抱える。感染収束が見えない中、五輪開催に向けた地域の応援が下火になりかねないとの懸念からだ。ドイツとザンビアの2カ国のホストタウンの旭市では、壁新聞「あさひオリンピック新聞」を今月創刊。公共施設や小中学校に掲示し、機運の醸成を目指している。

 旭市によると、五輪ではドイツ卓球チーム約20人が時差調整のため短期の事前キャンプを行う。陸上、柔道、女子サッカー、競泳、ボクシングに出場予定のアフリカのザンビアは総勢約50人が20日間の事前キャンプをする。壁新聞は2カ月おきに3月まで発行し、主に両国を取り上げる。

 壁新聞の発刊は、五輪延期決定前には予定になかった。「コロナの暗いニュースが多く、子供たちに明るいニュースを届けたい」。市の担当者はそう話すが、もうひとつ理由がある。延期決定や旭市もルートに入っていた聖火リレー中止で、市内で五輪に向けた機運が冷めているためだ。担当者は「市民の間には五輪は本当に開催できるのかという空気もある。ホストタウンとしてもう一度、機運を盛り上げたい」と話す。

 五輪の事前キャンプでは、ザンビアには旭市を挙げての歓迎会のほか、書道による文化交流を計画。ドイツ卓球チームとは子供たちとミニゲームが予定されている。

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