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不審な勧誘や訪問相次ぐ 熊本の被災地で警戒強化

被災した商店街を巡回する警察官=熊本県人吉市
被災した商店街を巡回する警察官=熊本県人吉市

 記録的な豪雨に見舞われた熊本県南部では、災害に便乗したとみられる勧誘や、自治体職員を名乗る不審者による住宅訪問のケースが相次ぎ、被災者の間で不安が広がっている。過去の災害では空き巣被害も起きており、県警などが警戒を強めている。

 人吉市の樅木琴江さん(43)宅には被災後、電力会社から委託を受けたという2人組が訪れた。「59万円の補助金が出るので、60万円の給湯器が1万円で買える」と勧めてきたという。樅木さんは断ったが「(同居する高齢の)両親だけだったら購入していたかもしれない」と振り返る。

 人吉市では、市職員を装って水害調査名目で住宅に入る事案も発生、市が防災無線で注意を呼び掛けた。県消費生活センターも今後、家屋修理などに関する悪質な勧誘行為などが起こりうるとして、避難所で啓発チラシを配布している。

 平成23年の東日本大震災の後には空き巣事件が多発。熊本県警は被災地でのパトロールを強化している。人吉署の斉藤晴士副署長は「まずは被害の未然防止に専念し、住民を安心させたい」と話した。

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