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コロナ感染増で茨城知事「都内への移動、慎重に」 自粛要請は行わず

 東京都内で新型コロナウイルスの感染者が増加していることを受け、大井川和彦知事は10日の定例記者会見で、「都内への不要不急の移動、滞在には慎重な対応を求めたい」と呼びかけた。ただ、経済復興などの観点から、都内への移動自粛要請には踏み込まず、注意喚起にとどめた。

 東京都の現在の感染状況は、県独自の4段階基準に照らし合わせると、ステージ3(感染が拡大している状態)に該当する。6月20日以降の県内新規患者は大半が都内での会食やイベントなどを原因とした感染が疑われており、大井川知事は「現在、都内での会食は非常に危険な状況にある。十分に注意してほしい」と述べた。

 都内の感染者数増加に伴い、県内の感染者も増えつつあるが、大井川知事は、県内で市中感染が起きていないことを強調。県内での活動を過度に制限する必要はないとして、外出自粛や休業要請は行わずに、PCR検査体制の拡充で感染を抑制する方針を改めて示した。県は既に、9月までに1日のPCR検査件数を約1100件まで増やす予定を打ち出しており、大規模な検査による感染拡大防止を目指している。大井川知事は「2次感染を食い止め、クラスター発生を防ぐことが最も重要だ。感染の疑いがある人をまとめて検査し、感染拡大防止を図りたい」と強調した。(永井大輔)

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 ■新たに7人感染、県内196人に

 県は10日、新たに県内で7人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。県内の感染者は196人となった。

 県疾病対策課によると、患者は、笠間市の20代自営業男性▽筑西保健所管内の90代女性▽結城市の20代男性会社員▽栃木県の30代男性会社員▽古河市の40代無職女性▽つくば市の40代男性会社員▽同市の40代女性パート従業員-の7人で、いずれも症状は軽症。

 20代男性2人と古河市の40代女性は、6月下旬から7月上旬にかけ、それぞれ、友人と都内で会食をしていたという。つくば市の男女は8日に感染が確認された同市の20代女性会社員の両親で、濃厚接触者として県がPCR検査を行っていた。県は残りの感染者の感染経路などを調べている。

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