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新型コロナ 埼玉知事が危機感「強く憂慮」 都感染連続3桁、生活圏でつながり

 東京都で判明した新型コロナウイルス感染者が2日連続で3桁に達したことに、県が危機感を強めている。生活圏としてつながりが密接な池袋エリアでの感染も広がりつつあり、県内に波及する可能性は否定できない。大野元裕知事は3日、東京都の状況について「強く憂慮している」と記者団に語り、週末は都内の繁華街への外出を避けるよう県民に促した。(竹之内秀介)

 大野知事は、東京都の小池百合子知事に対し繁華街での感染対策を徹底するよう要請したことを明らかにし、「感染リスクが高い都内の繁華街や接待を伴う飲食店に近づかないよう県民に呼び掛けていく」と語った。

 NTTドコモが行ったスマートフォンの位置情報の調査によると、都道府県境をまたぐ移動自粛要請が全面解除されて初の週末となった6月20、21日、県内から出た人の行き先は東京都が最も多く、前週末比で14%増だった。県へ入ったケースでも最多は都内からの移動(同17%増)だった。

 とりわけ池袋は、さいたま市や所沢市の駅と直結するエリアだ。大野知事は「池袋は埼玉県の『窓口』のような位置づけで、仕事や買い物をする県民が多い」と指摘し、池袋での感染拡大によって「県内での感染リスクも高まった」との認識を示した。

 今後の対策として大野知事は、新型コロナウイルスなどの感染症対策を専門とした「感染症対策課」を6日付で保健医療部内に新設することも明らかにした。

 これまで同部で感染症対策を担当していた職員12人を配置するほか、部内外の10人を異動させる。PCR検査体制の強化や感染者の宿泊療養施設の管理を担うほか、クラスター(感染者集団)対策にも取り組む。

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