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手のひらはシャカシャカ 甲はゴシゴシ 手洗いソングでコロナを予防 長野県諏訪市の中学校

校内で生徒が最も多く行き来する廊下に掲げられた「アララ洗おう」の啓発ポスター=長野県諏訪市の市立諏訪南中学校
校内で生徒が最も多く行き来する廊下に掲げられた「アララ洗おう」の啓発ポスター=長野県諏訪市の市立諏訪南中学校

 新型コロナウイルスの感染予防策として、手洗いの励行が唱えられている。リズミカルな曲に乗せて分かりやすく生徒に教えられないか-。長野県諏訪市立諏訪南中学校の教諭が自作自演した歌「アララ洗おう」が毎日、給食の時間帯に校内で放送され、生徒の予防活動に役立っている。コロナ禍に生徒を巻き込むわけにはいかないという教諭の強い思いが、生徒の心に届いているようだ。(松本浩史)

手洗いを歌詞で

 「さあ、準備はいいかな? 腕まくりした?」

 生徒に手洗いを呼び掛けるフレーズで始まる歌は、約1分50秒。水で手をぬらそう、蛇口も汚れている可能性があるのできれいにしておこう…。いわば、手洗いの心構えを説いた歌詞が続き、洗い方に。

 「♪手と手合わせて シャカシャカシャカシャカ/手の甲をなでなで ゴシゴッシー/爪の間も ガリガリガリガリ/指の間も キュキュッとね/親指握って クルルンルン/案外手首も 汚れてる」

 歌の最初から最後まで安定したリズムで「アララ洗おう/アララ洗おう…」のバックコーラスが続く。

 作詞は三石美佳養護教諭が担った。厚生労働省などが推奨している手洗い方法を参考に「伝えたい内容を歌詞にした」という。

※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

12人の教諭で演奏

 歌にするアイデアを三石さんが思い立ったのは、コロナ禍で臨時休校となっていた5月中旬。学校が再開しても予防が徹底されなければ、元のもくあみになりかねない。予防に手洗いが大切ならば、そのやり方を生徒に教える歌を作らないかと、江波戸(えばと)美和音楽教諭に相談し、賛同を得て仲間を集うことになった。

 集まったのは三石さんや江波戸さんを含め、国語や英語などを担当する12人の教諭。ボーカルのパートやコーラスを割り振り、楽器を演奏する人を決め、下旬には音楽室で“レコーディング”を行った。

 メロディーをつけた江波戸さんは「生徒が親しみやすい音域にしています。擬態語のリズム感がよく、演出もしやすかった」と話す。演奏は、ピアノと打楽器アゴゴベルだ。

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