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高田好胤師の遺徳しのぶ 薬師寺で23回忌法要 全国から追悼写経

 薬師寺(奈良市)の管主として写経勧進(かんじん)による伽藍(がらん)復興に尽くし、平成10年に74歳で亡くなった高田好胤(こういん)師の23回忌法要が22日、同寺お写経道場で営まれた。高田師が発願した写経はこれまでに800万巻超に。今回の法要に際して全国から約5千巻の追悼写経が納められ、遺徳をしのんだ。

 高田好胤師は昭和42年に管主に就任。白鳳(はくほう)伽藍の復興を目指し、写経の納経料を資金に充てる写経勧進を発願し、全国を行脚した。同51年に悲願だった金堂の再建を実現。その後、西塔や中門などの復興も果たした。

 また、寺を訪れる修学旅行生らにユーモアあふれる法話を披露。「仏心の種をまく」という信念で広く知られた。そうした精神と写経勧進は現在も継承され、僧侶らは熱心に法話を続けている。さらに今回の追悼法要に際し、写経が呼びかけられたところ、約5千巻が納められた。

 この日は祭壇に写経が供えられ、法徳寺(奈良市、融通念仏宗)の倍巌良明住職を導師に迎えて法要が営まれた。僧侶らの読経が響く中、参列者が焼香して静かに手を合わせた。

 法要後、薬師寺の加藤朝胤管主は「高田管主はとにかく一生懸命に心の種まきをされ、写経勧進を進められた。さらに写経勧進を続け、その心を引き継いでいきたい」と語った。

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