PR

地方 地方

小中生に自宅学習の選択肢 寝屋川市教委、授業を生配信 不登校のケースなど応用

 府内の小、中、高校などでは通常授業が再開されたが、小、中学校への登校を強要せずに自宅での学習も選択肢とし、自宅学習を選んだ児童、生徒向けに教室での授業を「ライブ配信」する取り組みが、寝屋川市で始まった。全国的にも珍しい取り組みで、同市教育委員会はこの授業ライブ配信を、不登校や長期入院の子供たちに利用してもらうことも検討している。

 新型コロナウイルス感染への不安が残っていることから、同市教委は当面、授業への出席を強要しない方針。その代わりとして、授業のライブ配信による「ホームスクーリング」を提供することにした。

 同市ではこれまでの休校期間中、小学1年生から中学3年生までを対象に、科目ごとの授業の録画ビデオを製作して配信していた。これに対して、ライブ配信は、実際の授業をリアルタイムで家庭に流す仕組み。コロナ禍への不安などから登校ではなく、自宅での学習を選択した子供たちを対象としている。

 初日の15日に自宅学習を選んだ児童、生徒は12人。全員に対して、それぞれが所属するクラスの授業すべてが配信された。

 ライブ配信の様子を別室でモニター越しに見学した高須郁夫・市教育長らは、不登校のケースなどにも応用できることが確認できたとし、実現に向けて現場の教職員らとも相談していく意向を表明。教育委員の一人は、入学式や卒業式での導入も場合によっては考えるべきだと提案した。

 高須教育長は「将来的には、双方向でやり取りができるようにしたい」とも話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ