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帰還困難区域で空き巣 無職男、400件供述

 福島県警双葉署は15日、東京電力福島第1原発事故に伴う同県富岡町の帰還困難区域で空き巣をしたとして逮捕・起訴された同県広野町下北迫新町、無職、大谷春義被告(54)が、他にも同町の帰還困難区域で約400件を繰り返していたとみられると発表した。

 被告の供述に基づく裏付け捜査で判明。県警は計3件の窃盗容疑などで追送検したが、約400件の大半は「被害額が少ない」などの理由で立件しない。

 同署によると、大谷被告は平成29年12月ごろから、立ち入りが禁止されている帰還困難区域で夜間に空き巣を繰り返し、現金や腕時計、記念硬貨などを盗んだ。被害額は100万円相当に上る。同被告は「金が欲しかった」と話している。大谷被告は東日本大震災後、復興事業関連の電気工事に従事。3月3日にピッキング防止法違反の疑いで現行犯逮捕された。

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