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香川の希少糖「0キロカロリー」表示OK 普及に追い風

 肥満防止など生活習慣病対策に効果があるとされ、香川県が普及を進める「希少糖」に追い風が吹いている。香川大が生産に先鞭(せんべん)をつけた「D-プシコース」について、消費者庁が3月に「0キロカロリー」と表示できるよう許可。関係者は「ブームにつながるチャンス」と期待している。

 希少糖は人工甘味料とは違い、自然界に存在する。約50種類あるが、量はわずか。平成14年から香川大や香川県で研究が本格化し、D-プシコースを量産化する方法を確立した。

 一般的な砂糖の約7割の甘みがあり、ほのかな風味が特徴だ。酵素で分解されるためエネルギーにならず、血糖値を抑えられカロリーは限りなくゼロに近い。ただ、国の食品表示基準に登録されていなかったため「推定値」と記す必要があった。3月27日の食品表示基準の改定で「0キロカロリー」と強調できるようになった。

 D-プシコースは全国で唯一、松谷化学工業(兵庫県伊丹市)が生産し、卸先は香川県の菓子メーカーのみ。県内では9年ほど前から商品開発が進み、健康意識の高まりや「糖質オフ」をうたった商品の流行で新たな特産品になっている。

 高松市の菓子メーカー「ルーヴ」は昨年11月、D-プシコースを使った「プレミアムドーナツ」を発売。野崎幸三社長は「0キロカロリー表示が認められたのは大きなチャンス」と意気込む。D-プシコースはシンプルな味の焼き菓子や生クリームと相性が良いという。

 浜田恵造知事は「長所を消費者に分かりやすくアピールでき、香川県の希少糖のブランド戦略に強い追い風になる」と期待感を示している。

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