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KMバイオ、コロナワクチンを来春にも臨床試験へ 

記者会見するKMバイオロジクスの永里敏秋社長
記者会見するKMバイオロジクスの永里敏秋社長

 新型コロナウイルスのワクチン開発をめぐり、明治グループの製薬会社KMバイオロジクス(熊本市)は25日、来年春以降に臨床試験を始める計画を発表した。実用化の時期は明らかにしなかったが、先行する中国などの研究状況を踏まえて開発期間の短縮を目指す考えという。永里敏秋社長が市内で記者会見し、明らかにした。

 同社は新型コロナ向けに、病原性をなくしたウイルスを利用した不活化ワクチンの開発を進めており、日本医療研究開発機構(AMED)による支援が決まっている。臨床試験に先立ち、国立感染症研究所や東京大などと提携し、小動物を使った非臨床試験を今年度中に終える予定。

 KMバイオロジクスは国内最大規模のワクチン生産設備を備え、新型インフルエンザ向けなら半年で5700万人分が生産できるという。永里社長は、国内外の他の機関が先行してワクチン開発に成功した場合は、この設備を提供する考えも明らかにした。

 永里社長は「ウイルスを扱う技術者が社内に多数いることも強みだ」と強調した。

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