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甲子園中止で“代替大会”模索 「球児のため」の落とし穴 コロナ対策以外に学業遅れ、熱中症

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、夏の甲子園が戦後初めて中止になった。この夏から秋にかけて、全国高校総体(インターハイ)のほか、NHK全国学校音楽コンクール、全日本吹奏楽コンクールが相次いで中止になり、中高生の「最終ステージ」の機会が失われている。

 学問や芸術・スポーツを問わず、集大成の場は次の段階に向かう節目として意味がある。コロナ禍で試練と苦悩の日々が続く中、ぽっかりと開いた穴をどう埋めればいいのか。

 都道府県の高野連が、当初予定していた地方予選の前後に“代替大会”の開催を模索しているが、賛否は分かれている。

 炎天下の開催となれば、コロナ対策に熱中症対策が加わるからだ。両者は発熱などの症状が似ているという専門家の指摘もあり、医療現場への負担を無視できないだろう。また、本分たる学業の遅れが深刻なだけに、日程調整も難しい。

 「高校生活の最後に一試合でもやらせたい」。大人の思いやりに理解はできるが、たとえ無観客でも慎重な対応が求められる。「球児のため」という善意は、もろ刃の剣である。

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