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新型コロナ対策 休業店バイトが料理配達 横浜で一石三鳥狙う

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、横浜市中区のJR石川町駅周辺の飲食店がタッグを組み、自慢料理のデリバリー(配達)を、休業しているバーの経営者やアルバイトらに任せる取り組みをしている。客はテレワークをしている自宅でプロの味を楽しめ、営業中の店は販路を確保でき、仲間を支えることもできる“一石三鳥”。他地域の参考にもなりそうだ。

 実行委員会の小野知之さん(41)、佐藤晃一さん(47)によると、もともと若手有志の飲食店経営者らで地域活性化イベント「裏フェス」(「裏通りフェスティバル」の略)を平成27年から毎年開催してきた。

 ◆GWは1日40件

 500円で料理などが買えるとあって人気企画に育った。今年も17日に開く予定だったが、感染拡大を防ぐため中止になった。代わりに考え出されたのが、テークアウトとデリバリーの「おうちで裏フェス」だった。

 デリバリー対応店は飲食店やパン屋、和菓子店の22店。客は専用サイト「石川町eats」で注文し、クレジットカードで決済する。税込み1500円以上が配達対象だが、複数店の商品を一括注文できる。ゴールデンウイーク中は1日40件前後の注文があったという。

 ◆検温・マスク怠らず

 配達員に登録しているのは6人。空き時間に地域のコミュニティー施設で待機し、注文があればバイクや自転車で店に向かう。商品代金とは別に客が支払う配達料500円を配達先ごとに受け取れる。配達範囲は中区のほか、西区、南区、磯子区のそれぞれ一部だ。

 配達員は検温を毎朝するほか、手指を消毒し、マスクを着用する。到着した際、客がインターホンなどで「ドアの前に置いてください」と伝えれば、対面せずに商品を受け取ることもできる。

 デリバリー対応はしていないがテークアウトは可能な店も多数ある。

                  ◇

【用語解説】テレワーク

 パソコンやタブレット端末を活用し、自宅や共有オフィスで仕事をすること。「tele」(遠くで)、「work」(働く)を組み合わせた造語。育児や介護との両立、通勤が難しい身体障害のある人の就業、災害時の業務継続に役立つ。働き方の選択肢を増やして、離職防止にもつながるとされる。政府は企業に専門家を派遣する事業などで普及を促進。駅構内などでは電話ボックスのようなテレワーク向けの個室設置が進んでいる。

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