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千葉県内地銀、3行とも最終減益 中小の資金繰り相談急増

 千葉銀行、京葉銀行、千葉興業銀行の県内地銀3行の令和2年3月期決算が13日、出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、経営悪化が見込まれる取引先に対する貸倒引当金の積み増しといった与信関連費用がかさむなどして、最終利益は3行とも減益となった。

 また、中小企業の資金繰りの相談や支援が3月以降急増していることも明らかにした。

 最終利益は千葉銀が前期比4・8%減の480億円、京葉銀は同47・2%減の55億円、千葉興銀は同12・6%減の45億円。京葉銀の熊谷俊行頭取は「今年1~3月に、取引先の今後の業績悪化に備え、新型コロナ関連で28億円の予防的な引き当てを行った」と利益押し下げ要因を説明した。新型コロナ関連の貸倒引当金の積み増しは千葉銀が20億円、千葉興銀が1億~2億円。千葉銀は本部棟の建て替え費用を前倒しで計上したことも利益の押し下げにつながった。

 県内で感染が拡大した3月以降、幅広い業種で当座の運転資金に対する需要が高まっている。千葉銀の佐久間英利頭取は10日までに「約3800件で4千億円の融資申し込みがあり、約1300件で2300億円の融資を実行した」と明かした。

 一方、銀行の本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は千葉銀が前期比0・4%減の708億円、京葉銀が同2・1%増の177億円、千葉興銀が同0・6%増の67億円で、ほぼ横ばいだった。

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