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芝山町の航空科学博物館“存続危機” コロナ休館長期化「力を貸して」

 成田空港に隣接する芝山町の航空科学博物館が、新型コロナウイルスの影響で休館が長期化し、入館料や売店・レストランの収入が絶たれ、「存続危機」にあるとして、インターネットで資金を募るクラウドファンディングの準備を進めている。同館は「どうか、どうか皆さまのお力をお貸しください」と理解と支援を求めている。

 同館によると、感染防止のため、3月2日から23日まで臨時休館し、その後再開したが、緊急事態宣言の発令などで4月9日から再び休館している。昨年は2~5月のゴールデンウイークまでに約6万人が訪れたが、今年は9割減に。入館料や売店・レストランの収入も「ほぼゼロ」になり、「存続ができなくなってしまうという危機的状況に陥っている」としている。

 1日の公式ツイッターに掲載したクラウドファンディグ開始の予告では、悲痛なお願いが続いた。

 「営業再開を楽しみにしてくださっているお客さまのためにもこの危機を何とかして乗り越えたい、そのためには皆さまのお力がどうしても必要です。国内全体が大変な状況ということも重々承知しておりますが、どうか、どうか皆さまのお力をお貸しください」

 目標額は1千万円。博物館の運営資金や展示物・建物の修繕費として活用するとしている。

 支援額は3千円から100万円の9種類。出資への「リターン」(お返し)として、3千円は有効期限のない招待券が1枚、1万円は、招待券とオリジナルグッズ。10万円は年間パスポート1年間分と博物館売店限定の商品券など。30万円以上からは、年間パスポートや商品券などのほか、ボーイング737MAXのフライトシミュレーターを、インストラクター付きで1時間貸切で利用できる。

 同館では「クラウドファンディングの予告掲載後、ツイッターのフォロワー数が約300人増える今までにない反応だ。メールや電話でも『支援します』などと温かい言葉が寄せられている」と感謝している。

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【用語解説】航空科学博物館

 日本初の航空専門博物館として平成元年8月1日に開館した。成田空港開港に関連し、昭和52年に芝山町が運輸相(当時)に要望した施設。校外学習や修学旅行のほか、週末には家族連れが訪れ、昨年は開館30周年で来館者600万人を達成。正規職員やパート・アルバイト計約30人が働く。

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