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前橋市、南スーダン選手の支援継続 五輪事前キャンプ

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期が決まった東京五輪・パラリンピック。県内では31日と4月1日に予定されていた聖火リレーが中止になるなど落胆の声も広がるが、前橋市は長期事前キャンプを受け入れている南スーダン陸上競技選手団への支援を来年の大会まで継続する方針だ。市や市民ボランティアなどの手厚い支援を受け、すっかり前橋に溶け込んだ選手団は大会に向けて前向きな姿勢を見せた。

 選手団は五輪選手3人とパラリンピック選手1人とコーチ1人の計5人。キャンプは国際協力機構(JICA)が仲介し、昨年11月から始まった。

 王山(おうやま)運動場(同市総社町)を練習拠点に、市陸上競技協会などが指導し、市民ボランティアが通訳でサポート。同協会の吉野宏理事長は「風邪もひかず、空っ風に打ち勝って練習に励んできた」と高く評価する。

 同運動場で26日に会見した山本龍市長は支援を当初予定の7月まで続けると発表。さらに、南スーダンのオリンピック委員会などと協議するとした上で「来年の大会までのキャンプを継続していきたい」と話した。

 選手団にはファーストリテイリング傘下のユニクロが衣料を無償提供。日本の言葉や交通ルールを学ぶなど、選手団はスポーツ以外でも市民と交流を深めている。

 大会延期について、グエム・アブラハム・マジュック・マテット選手(20)=男子1500メートル=は「残念だが、命が大切だから仕方ない。自分にとってはアドバンテージと考えてトレーニングに専念する」と力強く話した。

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