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公示地価 山形の住宅地20年ぶり上昇 台風被災地、下落目立つ

 国土交通省が18日発表した東北6県の令和2年公示地価によると、住宅地が宮城、福島で上昇が続き、山形でも20年ぶりに上昇に転じた。仙台市と周辺自治体の上昇率の高さが際立っており、都市部での一極集中が進む一方、昨年10月の台風19号の被災地では下落が目立った。(価格は1平方メートル当たり)

 ■宮城

 全用途平均はプラス4・2%。住宅地は同3・5%で8年連続、商業地は同6・2%で7年連続で上昇した。仙台市で住宅地の上昇率は同5・7%、同市周辺の9市町村も同3・2%と上昇。一方、その他の市町はマイナス0・8%と前年に比べ下落幅が拡大した。

 最高価格はともに仙台市青葉区で、住宅地が「錦町1-1-30」で40万2千円、商業地が「中央1-10-1」で402万円だった。

 ■青森

 全用途平均はマイナス0・4%。住宅地は同0・4%で20年連続、商業地は同0・3%で28年連続で下落したものの、いずれも下落幅は縮小した。住宅地は青森市など4市町で前年より10地点多い18地点、商業地は6市の14地点(前年11地点)でそれぞれ上昇した。

 最高価格はともに青森市で、住宅地が「浜田2-13-5」で7万5600円、商業地は「新町1-13-4」で19万9千円だった。

 ■岩手

 全用途平均はマイナス0・3%、住宅地が同0・1%、商業地が同0・7%の下落。住宅地は19年連続、商業地は27年連続の下落となった。

 住宅地は盛岡市とその周辺、北上市、金ケ崎町、釜石市の計36地点、商業地は盛岡市中心に計14地点が上昇し、下落幅は縮小した。最高価格は住宅地が「盛岡市加賀野1-15-9」の8万4800円、商業地は「同市大通2-3-5」の31万1千円。

 ■秋田

 全用途平均はマイナス0・9%。住宅地は同0・9%、商業地は同0・8%の下落だが、下落幅はいずれも縮小し、全用途平均は昨年まで6年連続だった全国ワーストを脱した。秋田市に限れば需要が回復基調で、住宅地が平均0・2%と19年ぶり、商業地も同0・2%と27年ぶりに上昇に転じた。最高価格は住宅地が「秋田市保戸野中町516-2」の6万7600円、商業地が「秋田市中通2ー35」の17万円だった。

 ■山形

 全用途平均は0・0%で変わらず。住宅地はプラス0・1%で20年ぶりに上昇に転じた。商業地はマイナス0・5%と依然として下落が続くが、下落幅は10年連続で縮小。工業地はプラス0・9%で3年連続の上昇となった。

 最高価格はともに山形市で、住宅地が「小姓町6-48」で8万4500円、商業地は「七日町1-2-39」で21万3千円だった。

 ■福島

 全用途平均はプラス0・4%で7年連続上昇。住宅地は同0・4%で7年連続、商業地は同0・5%で6年連続、工業地は同0・3%で7年連続の上昇となった。

 昨秋の台風19号などによる大雨被害の大きかった地域で地価が下落したことなどから、上昇幅は縮小している。最高価格はともに郡山市で、住宅地が「堤下町27」の12万5千円、商業地が「駅前1-6-6」の36万7千円だった。

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