PR

地方 地方

【もう一筆】とどけ、海を越えて

 北朝鮮に拉致された日本人被害者らに向けた短波ラジオ放送「しおかぜ」の公開収録が平成30年から地方自治体と共催で行われている。もとは特定失踪者問題調査会が平成17年に始め、日本の家族からの応援メッセージをもっと広く知ってもらいたいと願ってのことだ。

 調査会の村尾建兒副代表によると、北朝鮮では約300万台の短波ラジオが普及しているが、選局部分はハンダで固定され、ラジオから流れてくるのはプロパガンダ放送ばかり。一般市民は面白くないとハンダをはがし、中国や韓国の放送を聞いているという。政府も19年から短波ラジオ放送「ふるさとの風」を開始している。

 今月に入り、東北で2度目の公開収録「~希望の光、届け海を越えて!~」が山形市で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で半年後の9月に延期された。当日は会場で拉致被害者家族らのメッセージのほか、「ふるさと」の全員での合唱、さらには一般市民への参加呼びかけも収録される。

 準備を進める山形市広報課の多田恵理係長は「毎日、放送されていることを多くの県民に知ってもらい日本人拉致被害者に励みとなるメッセージをお願いしたい」と呼びかける。

 日本人拉致被害者へ海を越えて送る応援メッセージ。一人でも多くの山形県民の参加を望みたい。(柏崎幸三)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ