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熊本、鹿児島などでミツバチ巣箱の盗難相次ぐ 

 各地の養蜂場でミツバチの巣箱が盗まれる被害が相次いでいることが、日本養蜂協会などへの取材で分かった。協会は熊本や鹿児島、福島の各県で被害を確認。豪雨災害や害虫被害で全国的にミツバチが不足していることが背景とみており、養蜂関係者に注意を呼び掛けている。

 熊本県湯前町の木野養蜂場では、ミツバチの巣箱38箱がなくなっていることが今月24日に判明。巣箱は縦約50センチ、横約40センチ、高さ約30センチ。畑に並べて設置し、最後に確認したのは同14日だった。被害総額は約150万円と見積もっており、経営者の男性は「盗難被害は初めて。手間をかけて育てたハチなのに」と憤る。

 日本養蜂協会によると、鹿児島県内の3カ所の養蜂場でも2月に入り、それぞれ約10~30箱の被害が確認された。被害届の提出を受けた県警は、窃盗容疑で捜査を始めた。昨年、各地で起きた豪雨災害で巣箱が多数流されたほか、ハチに寄生するダニの発生などで、全国的にミツバチの数が少なくなっているという。

 日本養蜂協会の羽佐田康幸副会長は「防犯カメラの設置や警察によるパトロール強化を通じて、これ以上の被害拡大を防ぎたい」と話した。

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