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卒業証書作りピーク 那須烏山「和紙の里」3万枚製作

 那須烏山市小原沢の「和紙の里」で、烏山手すき和紙の卒業証書作りが追い込みに入っている。作業場では同施設を運営する福田製紙所代表の福田長弘さん(52)が早朝から作業に追われている。

 和紙の卒業証書は校章の透かしが入り、厚手で風合いがある。県内外の約150校から注文があり、今月中旬までに約3万枚を製作する。

 作業では、繊維状にしたコウゾを混ぜた水の中に竹製のすき桁を沈め、紙が均等の厚さになるように揺り動かしながらゆっくりと持ち上げて仕上げていく。

 烏山手すき和紙は鎌倉時代、越前から招かれた職人によって和紙作りが始まったとされ、「那須紙」として全国に知られた。厚くて丈夫なのが特徴で、主に和傘やちょうちんなどに使われたという。かつては和紙すき職人や問屋など関連店舗が地域で約1千軒あったが、現在は同社だけ。八溝地域の那須コウゾを使い、昔ながらの手作業で行う。国の無形文化財で、県伝統工芸品にも指定されている。

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