「難しいけど面白い」 世田谷で機織り体験
世田谷区喜多見の区立次大夫堀(じだゆうぼり)公園民家園で、昔ながらの道具を使った「機織り体験」が開催され、家族連れなどが参加した。
昭和63年に開園した同民家園には、古民家や土蔵などが移築・復元され、江戸時代後期から昭和初期にかけての農村風景が再現されている。
体験会では、高機(たかはた)という高さ約1・7メートルの木製の手織り機と、園内の草木で染めた糸を使用。同民家園のボランティア「綿と糸の会」のメンバーが指導し、参加者は真剣な表情で高機を動かした。
小学3年の男子児童は「よこ糸を通すのが難しいけど面白い。いつまでも織っていたくなる」と話した。
同民家園では、3月8日午後にも機織り体験が行われる予定。