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前橋市長選2回目討論会 立候補予定者5人、少子高齢化などで議論展開

 ■保守分裂の激戦予想

 任期満了に伴う前橋市長選は2月2日に告示が迫り、同9日の投開票まで2週間を切った。立候補を予定する5人はこれまで2回にわたる公開討論会で政策をアピールし、少子高齢化、企業誘致、中心市街地の再活性化などについて議論を展開。保守分裂の激戦が予想されている。(橋爪一彦)

 前橋青年会議所主催で今月28日に前橋テルサ(前橋市千代田町)で行われた2回目の公開討論会。市民ら約400人が熱心に聞き入る中、登壇した5人はそれぞれが考える市の課題と具体的な政策を訴えた。

 3選を目指す現職の山本龍氏(60)は少子高齢化対策に向けて「がん検診による早期発見、治療を行い、今年から高校生の医療費の無料化を行う」と説明。「経済を回すため工業団地の造成を進めている」と実績を強調した。

 自民党県議で、昨年4月の県議選前橋市区でトップ当選した岩上憲司氏(47)は「財政状況の悪化に対し、産業団地を造成しての企業誘致が最重要課題だ」と主張。「市内で増加している空き家対策に取り組む」と話した。

 27年間の国政経験をアピールする元自民党衆院議員の佐田玄一郎氏(67)は人口減少問題を最優先課題に挙げた。「上武国道と幹線道路のストック効果を生かし、企業誘致を進め人口増加を図る」と語った。

 平成29年の市議選でトップ当選した元市議の中島資浩氏(48)は「市民会議を新設して市民の意見を取り入れる」と持論を展開。中心市街地については「図書館を含む複合施設を建設して再開発する」と述べた。

 共産党推薦で初の女性市長を目指す元市議の店橋世津子氏(58)は「大型開発優先ではなく、福祉、教育、子育てを最優先としたまちづくり」を主張。「学校給食や保育の副食完全無料化、ブラック企業の根絶が必要」と訴えた。

 政策についての討論では、店橋氏が掲げる子育て支援策について、山本氏が「理想的。反論の余地なし」とコメント。

 店橋氏が「市長に賛同されるとは思わなかった。分かっているなら、なぜ実施しなかったのか。私が市長になったら真っ先に実施したい」と語り、会場が笑いに包まれる場面もあった。

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