PR

地方 地方

【山形県民の警察官 受章者の横顔】(上)県警人材育成課術科指導係長・川木一也警部補(42)

 ■剣道通じ人材育成に注力

 県民の安全と財産を守るため日夜職務に励む警察官をたたえる令和元年度「山形県民の警察官」表彰が、山形市の県自治会館で2月3日に開かれる。表彰式を前に、受章が決まった県警人材育成課術科指導係長、川木一也警部補(42)と山形署生活安全課許可認定係の早坂清良巡査部長(44)の職務にかける思いを紹介する。(柏崎幸三)

 「オウリャー、メン、メン、メン、メン」

 静寂の武道場に、気合の入った掛け声が響き渡る。「全国警察剣道大会の1部リーグ復帰が目標」と話すように、現在は天童市の三隊合同庁舎の剣道場で週3回、「剣道特別訓練員」を指導する。

 福島県大熊町出身。5歳から町の近くの剣道場に通い始め、剣道歴は37年に及ぶ。大学4年時には全日本学生剣道優勝大会で3位に輝き、山形県警の武道(剣道)採用の第1号となった。東北管区内警察柔道・剣道大会では、平成21年から山形県警は剣道で8連覇(東日本大震災が発生した23年は開催せず)。大将も務め、警察内部では「東北ナンバーワン剣士」の呼び声が高い。

 一方、長く所属した警備部門の主要任務は人命救助。県警ヘリ「がっさん」に乗り込み、救助活動に従事した。

 現在は剣道の指導を通じ、警察署や交番・駐在所の現役警察官の人材育成に力を注ぐ。「剣道で鍛えた声は、犯罪者を怯(ひる)ませ、躊躇(ちゅうちょ)させる。また、剣道の間合いは、犯罪者との“距離感”を知ることにもなる」。剣道が犯罪抑止に効果があると信じ、後進の指導にあたる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ