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銀行にカメラ試験設置 皮膚温感知、特殊詐欺防ぐ 神奈川

 座間署は、緊張、興奮時に上がるとされる皮膚温を測って特殊詐欺被害を防止しようと、物体の表面温度が分かるサーモグラフィーカメラをゆうちょ銀行座間店(座間市)に設けた。大金を下ろしに来る高齢者などの被害者は落ち着かない様子だという話を聞いた同署員が考案。来月末までの試験実施で、効果が確認できれば本格運用を検討する。

 同署担当者は「詐欺防止に、金融機関にサーモグラフィーカメラを置く試みは全国初では」と話す。同署によると、同署員が自身の体で実験し、緊張時などは平常より皮膚温が上がると確認。犯人の電話を受けた被害者は心の余裕を失い、興奮しているとみられる。

 今回の試験実施では、同カメラで36度以上を感知した場合、行員が通報するかどうかの判断の一助とする。個人の特定はできずプライバシーに関する問題はないとしている。特殊詐欺グループで現金を引き出す「出し子」も同じ状態になるとみられ、不審者発見に使える可能性もある。

 カメラは窓口とATM(現金自動預払機)に設置。この日は被害者役の40代女性が窓口に行き、実演。マスクやサングラス姿の出し子役の男性署員もATM前に立った。

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