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「日立にパンダ」、県が本腰 中国都市と姉妹関係構築へ

 県が、かみね動物園(日立市)へのジャイアントパンダ受け入れを目指す活動を本格化させている。大井川和彦知事は9日の記者会見で、誘致への環境整備として、日立市と中国主要都市との間で姉妹都市の関係を結ぶ構想を明らかにした。仙台市や神戸市などライバルとなる自治体は多く、誘致合戦は熱を帯びそうだ。(永井大輔)

 県と日立市などは昨年6月に「いばらきパンダ誘致推進協議会」を設立し、会長の大井川知事や副会長の小川春樹日立市長らは11月に中国を訪問、窓口の中国国家林業草原局などに要望書を手渡した。県観光物産課の担当者によると、同局の孟憲林司長は「日本での候補地の一つとして考えていく」と応じた。

 民間レベルでも機運は高まっている。県によると、日立市内の企業経営者らが今月12日に「パンダ招へいを応援する会」を発足させる予定で、パンダにちなんだグッズの製作などを計画しているという。

 まさに「官民一体」のムードだが、ハードルは決して低くはない。

 パンダ受け入れ先の有力候補とされてきた仙台、神戸両市に加え、秋田市も昨春から誘致活動を再開するなど、競争相手は多い。

 国内での誘致合戦に加え、パンダ貸与には「政治的な判断」(県関係者)も絡む。県は、日中関係の動向も横目に、姉妹都市関係構築などを進める構えだ。

 誘致が実現すれば、人口減少が著しい県北地域の活性化の起爆剤になるのは確実で、「客寄せパンダ」への関係者の期待は大きい。

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