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猫の殺処分ワースト級の大阪、打開の切り札は「ネコバス」

虐待ダイヤルに160件

 「命」をテーマにした2025年大阪・関西万博の開催に向けて「犬猫の理由なき殺処分ゼロ」を掲げる府市は、動物愛護の取り組みを本格化させている。「理由」とは、重い病気やけがなどで処分せざるを得なかったケースを指す。

 昨年10月に設置した、動物虐待の相談や通報を受け付ける共通ダイヤル「♯7122」もその一つ。「悩んだら・わん・にゃん・にゃん」の語呂合わせだ。

 市民から連絡が入れば、管轄する行政の担当課に転送。相談内容により、虐待なら府警が、虐待ではないが飼育環境に課題があれば行政が対応している。

 管轄する府動物愛護畜産課によると、運用開始後2カ月間で、「近所の犬や猫が蹴られるのを見た」「野良猫に餌をあげている人がいる」など約160件の相談や通報があったという。

 さらに府は令和2年から、ネスレ日本(神戸市)の協力で、猫の塗装をした「ネコのバス」をイベント会場などに派遣。保護猫と、里親になりたい人を結び付ける事業を始める。

 吉村知事は「殺処分ゼロの数字自体が重要ではない。目標達成には殺さなければいいわけで、民間に押し付けるなどすれば可能だが、それだと命が失われることは明確だ。動物の福祉の観点を愛護行政に入れていく必要がある」と話す。

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