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【東北から羽ばたく】パラ陸上女子400メートル・佐々木真菜さん 課題把握、目指すは「金」

明るい表情で金メダルへの思いを語る佐々木さん=福島市(芹沢伸生撮影)
明るい表情で金メダルへの思いを語る佐々木さん=福島市(芹沢伸生撮影)

■自分変えた陸上との出合い

 「目指すのは金メダルです」

 東京パラリンピックの陸上女子400メートル(視覚障害T13)で狙うのは、表彰台の一番上だ。「自分の初めてのパラリンピックが東京開催。両親や支えてくれる人たちに明るいニュースを届けたい」と力を込める。

 昨年11月、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開かれたパラ陸上の世界選手権で58秒38の4位に入賞し、代表に内定した。「世界パラ陸上では上位3人が57秒台でゴールし、自己ベストが56秒台前半の選手もいる。東京パラリンピックに向けレベルは高くなる」と冷静に分析する。

 パラ陸上の世界選手権決勝での走りは「スタートがうまくいかず、自己ベストに届かなかった。スタートからの加速や、いかに前半を楽に速く走るか。そこを改善すると、金メダルに近付く」と自らの課題も理解している。目標の金メダルに向け「57秒台前半から56秒台後半を出したい」と前を見据えた。

 生まれつき、目に入る光の量が調節できない無虹彩(むこうさい)症などの病気を抱える。すりガラスごしのようにぼんやりした視界だという。それでも、事務をこなす職場では持ち前の明るいキャラクターで同僚から親しまれている。「視覚障害者の中では見えるほう。小さい文字はルーペや(顔を)近付ければ分かる。分からなければ聞くので」と言い、生活面に関しては「ほとんど不便を感じたことはありません」と言い切る。

 競技ではトラックの白線が気になり、失格の不安が消えない時期もあったが、繰り返し練習することで感覚を磨いた。「最近、練習でも白線を踏んだことはあまりなく、怖くなくなった」と自信を漂わせる。

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