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台風19号 水位低い時点の画像表示 さいたま市システムに障害

 10月に台風19号が県内を直撃した際、さいたま市内の河川状況を監視カメラによる画像でリアルタイムに確認できる市の「水位情報システム」に障害が発生していたことが18日、市などへの取材でわかった。

 豪雨に見舞われ、水位が急上昇していたとみられる10月12日夜まで、まだ水位の低い同日午前時点の画像が表示されたままだった。避難指示などに関する判断の遅れにつながった可能性も指摘されている。

 システムの障害が発生したのは、いずれも市内の鴨川排水機場(桜区下大久保)、鴻沼川(北区櫛引)、日進上(北区日進町)-の3地点で、県が設置した監視カメラから市が画像の提供を受けていた。

 市河川課などによると、台風直撃前後に県のホームページにアクセスが集中してサーバーがダウンしたため、市の水位情報システムでも画像が更新されなくなり、過去の画像が表示され続けたという。台風19号の通過後、市職員などの指摘で発覚した。

 さいたま市では、台風19号の影響で床上浸水が970件、床下浸水が346件発生。避難所は199カ所開設され、8394人が避難した(いずれも11月15日時点)。被害の多くは桜区に集中している。

 市河川課の担当者は産経新聞の取材に「このような事態が再び起きないようサーバーの強化など対策を検討していきたい」と述べ、再発防止策を講じる方針だ。

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