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日宋貿易の拠点港跡か 博多区小学校跡地に石積み遺構

福岡市博多区上川端町の小学校跡地で見つかった石積み遺構(福岡市埋蔵文化財課提供)
福岡市博多区上川端町の小学校跡地で見つかった石積み遺構(福岡市埋蔵文化財課提供)

 福岡市博多区上川端町の小学校跡地で見つかった石積み遺構が、日宋貿易で使われた港の一部だった可能性が高まっている。博多は11世紀後半から国際的な交易拠点として栄えたとされるが、これまで港の位置は不明だった。市埋蔵文化財課の菅波正人課長は「当時国内最大の交易都市だった博多を解明する上で、重要な成果だ」と話している。

 同課によると、小学校跡地は日宋貿易当時、海に面していた。石積みは長さ約35メートル、高さ約40センチ、幅約1・2メートル。周辺で出土した中国産の白磁器から、平安時代後期の遺構と特定した。火薬の原料として日本から多く輸出していた粒状の硫黄も発見された。石積みは海に向かって下りる階段のような構造で、港の護岸だったと考えられる。

 同課は昨年4月から小学校跡地を調べ、今年4月に石積みが見つかった。倉庫や荷降ろし場などの関連施設がないか、さらに調査する。

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