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「いばらき大使」解任、藤原浩氏の金銭トラブル 食品4社が被害者の会

 「いばらき大使」を解任された藤原浩氏(55)との金銭トラブルをめぐり、被害に遭った4つの県内食品関連会社が10日、被害者の会を設立した。代表を務める金砂郷食品(常陸太田市)の永田由紀夫社長は会見で「被害者が拡大するのを防ぐために設立した。被害額が少なくともためらわずに声をあげてほしい」と語った。

 これまでに金銭トラブルが明らかになっている金砂郷食品と備前堀LAB(水戸市)に加え、小野瀬水産(筑西市)も東京地裁に訴訟を起こし、高橋肉店(龍ケ崎市)でもトラブルがあったことが判明した。小野瀬水産は、藤原氏にスイートポテトのブランド化事業を委託したが、遂行されなかったため、制作費など計約191万円の返金を求め東京地裁に提訴。10日の判決で請求の一部、約114万円の返金が認められた。

 高橋肉店は藤原氏にデザインを依頼した際、インターネットのフリー素材を簡単に加工したものを、「著名なデザイナーの作品」とだまされ、店のエプロンや看板に活用した。

 2つの会社は県中小企業振興公社が行っていた平成28年度JAPANブランド育成支援事業に応募し、公社から藤原氏を紹介された。

 同公社は10日、藤原氏のトラブルを通じた調査で、同事業について不適切な執行があったと発表した。

 事業に参画した企業はブランドデザインの制作時に補助金を受け取れるが、デザインの発注先は2社以上の相見積もりの上、同程度の内容ならば金額が安い方を選択する必要がある。

 小野瀬水産や高橋肉店を含む5社が相見積もりを行う際、すでに藤原氏が紹介したデザイン会社に発注済みだったことから、他のデザイン会社からは高めの見積書を取るよう公社の職員が指導していたという。

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