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「弁天さんじゃ」190年ぶりご神体 淡路市・高山地区

勝楽寺近く到着したご神体に触れる住民ら=淡路市高山
勝楽寺近く到着したご神体に触れる住民ら=淡路市高山

 淡路島内の寺院が毎年持ち回りで弁財天をまつる伝統行事「淡路巡遷妙音(じゅんせんみょうおん)弁財天」(通称・回り弁天)のご神体が6日、淡路市高山の勝楽寺に到着した。白装束姿の男性らがご神体を背負って寺周辺を練り歩き、出迎えた住民らに福を授けた。安座奉迎委員会によると、高山地区にご神体がやってくるのは約190年ぶりという。

 回り弁天は江戸時代中期に現在の淡路市に住んでいた目が不自由な人が、高野山(和歌山県)で授けられた弁財天を信仰したことで目が回復したという伝承に由来。御利益を求める島民からの要望を受け、弁財天の島内巡遷が行われるようになったという。

 この日、南あわじ市の春日寺から、白いさらしに巻かれ、ご神体の弁財天などが描かれた掛け軸3本が入った箱が運び込まれた。「弁天さんじゃ」「チョーサジャー」のかけ声とともに、男性らがご神体を背負って練り歩いた。触れると無病息災や健康長寿などに御利益があるとされ、高齢者らが次々にご神体に手を当てていた。

 同委員会の高谷秀男会長(73)は「高齢化と過疎化が進むなか、ご神体をお迎えできた。1年間しっかりおまつりしたい」と話した。

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