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秩父市職員の韓国派遣、今年も中止 両国関係、改善見られず

 秩父市が姉妹都市の韓国・江陵市との職員相互派遣を昨年に続き、今年も見送ることが4日、市への取材で分かった。秩父市は昨年12月、姉妹都市35周年を受け、初めて江陵市に職員を派遣する予定だったが、「江陵市に慰安婦像があるのを知っているのか」などとの抗議が市役所に殺到。日韓関係に配慮して中止を決定した。

 この際、秩父市は事態が好転すれば、派遣を再開する方針を示していたが、「現段階で江陵市と話し合っておらず、再開のめどは立っていない状況だ」という。

 韓国政府が一時、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定し、11月の協定期限直前に失効は回避された。ただ、いわゆる徴用工訴訟をめぐり対立が続くなど日韓関係は依然、改善の兆しがみられない情勢などが今年も中止した背景にあるとみられる。

 両市は昭和58年2月から姉妹都市となり、これまでスポーツや文化などの分野で交流を実施。職員相互派遣は毎年、職員1人を半年間派遣し合うという試みで、昨年は韓国人観光客を誘致するインバウンド事業を活性化するため、秩父市から観光課職員を派遣する予定だった。

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