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屋久島、トロッコで山岳救助 警察官が運転、迅速化

山岳救助の合同訓練で、トロッコに急病人を収容する鹿児島県警屋久島署員=4日、鹿児島県屋久島町
山岳救助の合同訓練で、トロッコに急病人を収容する鹿児島県警屋久島署員=4日、鹿児島県屋久島町

 世界自然遺産・屋久島(鹿児島県)の山岳救助活動にトロッコを活用しようと、県警屋久島署員2人が運転に必要な免許を取得し、林野庁の森林管理署と初めての合同訓練を4日、実施した。迅速な人命救助につなげる狙いで、県警によると全国的にも珍しい取り組みという。

 トロッコは森林管理署が国有林の保全業務などに使い、約7キロの登山道に沿った線路を走る。屋久島では毎年10件ほど遭難事故が起きているが、これまでは救助隊員が登山道を片道約2時間歩いて向かい、傷病者を運んでいた。

 そこで署員が運転に必要な「森林軌道運転職員認定証」を取得。救助・搬送に活用することで、片道約50分に短縮できるという。この日の訓練は山中で急病人が出たとの想定で、署員がトロッコを運転して現場に向かい、担架で収容した。

 屋久島署山岳遭難捜索救助隊の網戸正博隊長は「一刻を争う事態で迅速に救助でき、24時間態勢で対応できるようになる」と話した。

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