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ハウステンボス、4年連続入場者減 組織経営で集客アップへ

 長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス(HTB)は3日、令和元年9月期決算(昨年10月~今年9月、単体)を発表した。入場者数は今夏の大雨の影響や、韓国人客の減少で伸び悩み、前期比6・4%減の254万人だった。減少は4年連続。平成27年9月期(26年10月~27年9月)は310万人だった。HTBでは5月、9年にわたり社長を務めた沢田秀雄氏(エイチ・アイ・エス会長兼社長)が退任し、後任社長に坂口克彦氏が就任しており、新体制で巻き返しを図れるか注目されている。

 売上高は入場者数の減少が影響し、前期比9・9%減の255億円。最終利益は1・3%増の56億円だった。

 HTBは当面、年間入場者数で310万人の回復を目標にしている。これまでは沢田氏のアイデアで新規イベントなどを展開してきたが、坂口氏は「カリスマ経営から組織経営への変化」を掲げ、来場者や従業員の声を生かした運営で集客力の強化を図っている。

 場内には、入場者が改善点などを提案するポストを設置したほか、インターネットなどを通じた利用客の動向調査も進めている。10月には事実上の値下げとなる料金改定も実施した。

 事業展開では、11月30日に人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」に登場する船「サウザンド・サニー号」を使ったクルーズを再開した。来年3月には場内の「スリラーシティ」をリニューアルする。

 坂口氏は「凡人経営者ができることを最善で取り組んでおり、変化を実感しはじめてもらっている。改善・改革や新規コンテンツの拡充に努め、利用客の声を反映させた施設にしていきたい」とのコメントを発表した。

 令和2年9月期の業績予想は、売上高が3・2%増の264億円、営業利益は3・9%増の55億円とし、入場者数は5・9%増の269万人と設定した。

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