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職員自殺でかながわ県を提訴 遺族「パワハラと過労原因」

 県庁の男性職員=当時(37)=が平成28年11月に自殺したのは、上司のパワハラや過重労働が原因だとして、70代の母親が県に約1億円の損害賠償を求めて横浜地裁に提訴した。母親は県庁で記者会見し、「県は二度とこのようなことを起こさないよう対応してほしい」と話した。

 訴状によると、男性は18年に入庁、25年に政策局知事室に配属された。黒岩祐治知事が発案した企画の実現に向け、観光PR動画の作成などを担当。当時の上司から部屋に響き渡るほどの声で怒鳴られるなど、パワハラを受けたという。

 28年4月に財政課に異動、予算編成を担った。時間外労働時間は、おおむね月80時間超とされる「過労死ライン」を上回り、同年7月は約201時間、8月は約185時間だった。9月に鬱病となり、11月14日に職場に近い休憩施設のトイレで自殺。今年4月、公務災害と認定された。

 黒岩知事は「自ら命を絶たれたことは大変残念。詳細を確認した上で対応したい」とのコメントを出した。

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