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祇園祭山鉾連合会の新理事長に木村氏就任 「先人の文化継承」

 祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行を主催し、34の山鉾町を統括する祇園祭山鉾連合会(京都市中京区)は新理事長に同連合会副理事長で、呉服製造販売の木村幾次郎氏(71)=中京区=が就任したと発表した。11月28日付で任期は2年。3年前にクラウドファンディングを導入し、自己資金の捻出に道をつけた前理事長の岸本吉博(よしひろ)氏(71)は理事となる。

 記者会見した木村新理事長は「岸本理事長の敷いたレールを守りながら、先人の残した文化を継承する」とし、「各山鉾の融和を図り、みなさんに喜んでもらえる祇園祭を続けたい」と意気込みを述べた。また、「祭りを取り巻く環境の変化に対応して、安心・安全を重視しながら進めていかなくてはならない」と話した。

 木村氏は、山鉾巡行ではくじ取らずとして常に先頭を行く長刀(なぎなた)鉾の評議員。昭和31年に長刀鉾の囃子方に参加し、現在は囃子の指導を担当する。平成20年から理事を務め、岸本氏が理事長となった27年から副理事長として支えてきた。

 退任する岸本氏は、「安全で安心な祭りとゴミのないきれいな都大路の巡行を目指した」と話した。後祭が復活した平成26年から増大した警備費をまかなうためにクラウドファンディングを導入。「全国から浄財とともに多くの応援コメントが寄せられ、一生涯心に留め置きたい」と感慨深そうに振り返った。

 副理事長には、黒主山保存会の大田正樹氏(68)と綾傘鉾保存会の大嶋博規(ひろき)氏(64)が就任した。

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