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中洲に風俗案内所乱立 福岡県、規制強化へ条例案

九州最大の歓楽街、福岡市・中洲地区の無料案内所
九州最大の歓楽街、福岡市・中洲地区の無料案内所

 九州最大の歓楽街、福岡市・中洲地区で風俗案内所が乱立し、イメージ悪化を懸念する声が高まっている。10月末時点で福岡県に届け出たのは66店と、東京・歌舞伎町の51店を上回り全国最多に。県は、より厳しく営業を規制する改正条例案を作成し、対策に本腰を入れ始めた。

 「無料案内所」「お得情報満載」-。市中心部にスナックや居酒屋などが集まる中洲地区に、黄色やピンクの電飾で派手さを強調した風俗案内所の看板が並ぶ。風俗店などから広告料をもらい、無料で店の情報を提供したり割引券を配ったりしており、県警によると、平成19年は県内全体で24店だったが、今年10月末時点で124店に増加。うち半数以上が中洲地区に集まった。

 県警は、27年の改正県迷惑行為防止条例の施行に伴い、福岡市などの繁華街で客引きや客待ち行為が禁止されたため「店舗型」が増えたとみる。ただ周辺には複数の複合商業施設が整備され、国内外の観光客が多く訪れる。既に「近くを歩きたくない」との声も上がっており、地元の町内会などでつくる「中洲町連合会」は今年5月、博多署に「景観が悪くなっている」として規制強化を要望する文書を提出した。

 こうした動きを受け、県は、風俗案内所の出店エリアなどを定める規制条例の改正を検討。野放しになっていた割引券の配布のほか、外から見える場所に風俗店の女性従業員の写真を掲げることを禁止する。是正に応じない場合は営業停止命令をし、それにも従わない時には懲役6月以下または50万円以下の罰金を科すとの案をまとめた。

 改正条例案は12月開会の県議会に提出する。可決されれば来春にも施行される。風俗営業の違反行為を取り締まる県警生活保安課は「海外からも多くの観光客が訪れるようになったこともあり、環境浄化につながれば」と願う。

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