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マイカー通勤は太りやすい? 徒歩や電車利用者は体重増加抑制 茨城で調査

 徒歩や自転車、電車・バスなどを利用して通勤している人は太りにくい-。こんな研究結果が、県内の大企業1社に勤める30~64歳の約3万人(男性87%、女性13%)を対象にした調査によって示された。身体活動の不足を補うことで肥満が抑制できている可能性があるという。

 国立国際医療研究センターと帝京大のグループが国際専門誌に発表した。

 まず、対象者の健康診断のデータと通勤手段、喫煙や飲酒などの生活習慣、余暇の過ごし方などの情報を集め、5年後にもう一度調査した。通勤手段を「マイカーやバイク」と「徒歩や自転車、電車・バスなど公共交通機関」の2つに分け、初回調査時と5年後で通勤手段を変えたかどうかを基に、身長と体重から割り出す体格指数(BMI)や内臓脂肪面積などの変化を調べた。

 その結果、2度の調査でいずれもマイカー・バイクだった人と、徒歩・自転車・公共交通機関からマイカー・バイクに変わった人はそれぞれBMIが0・19、0・24上昇していた。

 一方で、マイカーなどから徒歩・公共交通機関などに変わった人は0・10、いずれも徒歩・公共交通機関などだった人は0・01の上昇で、体重増加が抑えられていた。

 これらの傾向は、余暇に運動をしていたかどうかや、体を使う仕事かどうかにかかわらず表れており、通勤手段が体重増加と深く関係することが明らかになったとしている。

 データを分析した桑原恵介帝京大講師(疫学)は「車を使わないいわゆるエコ通勤は、肥満や体重増加などを防ぎ、働く人の疾病予防につながる可能性がある」と指摘している。

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