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偽一万円札使用、裁判員裁判で無罪判決 「偽造と認識、認められない」

 東京と千葉で偽の一万円札を使ったとして偽造通貨行使罪に問われた住所不定の男性被告(23)の裁判員裁判で、東京地裁は27日、無罪の判決を言い渡した。検察側は懲役5年を求刑していた。

 楡井(にれい)英夫裁判長は判決理由で、東京での使用について「受け取った時点で偽造だと認識していたとは認められず、偽造通貨行使罪の成立は認められない」と指摘。千葉での使用は「具体的な関与が認められず事前に計画したとは断定できない」とした。

 男性が偽札を持っていた経緯などは解明されていないとも言及した。

 男性は、平成30年8月16日、東京都江東区のコンビニで偽の一万円札を使用し、同21日には知人女性を介して、千葉県勝浦市の釣り餌屋や市原市の雑貨屋で計4枚の一万円札を使用したとして起訴されていた。

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