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粉砕機「竹次郎」が威力発揮 放置竹をチップ化 丹波篠山

放置竹林対策として活躍する粉砕機の「竹次郎」=丹波篠山市
放置竹林対策として活躍する粉砕機の「竹次郎」=丹波篠山市

 丹波篠山市が地域の放置竹林対策として、昨年から導入した竹粉砕機が威力を発揮している。放置竹が裁断され、細かいチップになり、竹林の景観保全につながっている。今年10月からは小型の2号機を導入し、社会実験として市内の個人や団体に無料で貸し出している。

 竹林の所有者や世話人らの高齢化などで、地域の放置竹林が増えている問題があり、同市は「美しい里山」や城下町の景観保全のため、昨年1月に放置竹をチップ化できる大型の竹粉砕機を導入した。

 1号機はガソリン燃料の自走式で「竹太郎」と命名。伐採した竹を投入口に入れると、排出口から細かいチップが出てくるシステム。予約制で最大15日間の無料貸し出しを受け付け、放置竹林で困る地域などから予約が殺到した。

 2号機は同様の自走式だが、小型化で軽トラックの荷台に積み込めることが特長。「竹次郎」と命名し、今月1日に西新町公民館前の竹林で試運転見学会を開催したところ、住民から「音が大きいけど便利」「チップになるスピードが速い」と好評だった。

 竹粉砕機の運用コスト(2台分)は年間約100万円。市は持続可能な運用のため、10月から来年3月まで「竹粉砕機貸出制度の社会実験」を実施し、竹チップの活用や運用方法などを検証する。

 現在の貸し出し期間は最大11日間で、機材のガソリン代や運搬費用は利用者負担。粉砕は竹に限定、粉砕した竹チップは再利用することと竹チップの一部を市に提供することが条件となっている。

 市農都環境課創造農村室の担当者は「伐採した竹もチップにすれば容量が減り、処分がしやすく、竹林の景観保全につながります」と話している。

 問い合わせは同室(079・552・1117)。

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