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レール凍結? 電車の車輪空転で1時間19分遅れ 対策も功を奏せず JR奥羽線

 JR奥羽線の福島、山形両県境の区間で18日朝、30人の乗客をのせた普通電車の車輪が空転して速度が出せなくなり、通常16分で結んでいる区間なのに1時間半以上かかるアクシデントがあった。急勾配が続く難所として知られており、JR東日本はレールの表面が凍っていた可能性が高いとみている。

 遅れが出たのは福島発米沢行きの下り普通列車で、福島駅を午前7時14分に発車する始発。急な上り坂が続く庭坂駅(福島市)と板谷駅(山形県米沢市)間の14・3キロで、車輪の空転が続いた。鉄道では珍しく1000メートル当たりの高低差が30メートルを超える場所もある。

 電車は急勾配の区間に入ると、加速しようとしても速度が出なくなった。坂の途中で停止すると再発進が困難になるため、運転士は細心の注意を払って時速10キロ程度でゆっくりと走りながら、1時間19分遅れで板谷駅に着いた。

 JR東日本福島支店によると「空転はレールの凍結が原因となった可能性が高い」といい、この時期にみられる現象という。空転防止のため、寒さが厳しくなる11月に入り、従来の2両編成を4両編成に増やして重くする対策を取っていた。同支店では「4両編成で空転したのは珍しい」としている。

 福島地方気象台によると18日の福島市の最低気温は5・9度で特に冷え込んではいなかった。天気も穏やかだったが、同気象台では「標高が高ければ凍る可能性はある」としている。

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