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「現代の名工」に埼玉から5人

 厚生労働省が8日発表した「現代の名工」に県内からは5人が選ばれた。「現代の名工」は昭和42年度から52年続く表彰制度で、今年度までに168人が受賞した。各受賞者の輝かしい業績を紹介する。

 久喜市の電気通信機械器具検査工、池内俊雄氏(50)は、鉄道信号保安装置の製品検査などに携わってきた。1ミリ単位で変化する糸はんだの特性に応じて、測定器を使わずに1度単位の温度調整を行える。後進技能者の育成にも取り組み、多くの技能五輪全国大会出場者を輩出した。

 越谷市の建築板金工、渋谷勝市氏(59)は、屋根工事などの板金業務に長年従事。特に扇形に裁断した銅板を滑らかに加工して曲線美を表現する「蛤(はまぐり)葺(ぶき)」など複雑な形状の施工に優れた技能を発揮してきた。

 川島町の婦人・子供服注文仕立職、波多野真寿与(ますよ)氏(73)は、肌色や着用目的に最適な布地を選定して、顧客の要望に応える高い技能を有している。特に裁断した布地を活用したポーチなどの小物製作や、着物を洋服に仕立て直す際などに卓越した発想力とデザインセンスを発揮している。

 八潮市の電気配線工事作業者、三浦幸治氏(48)は、電気配線工事に高度な技能を有し、特に複雑な配線を短い工期で仕上げる技能に優れている。地下鉄ホームドア設備設置工事では、当初遠回りしていた配線計画を200メートル以上短縮することに成功した。

 越谷市の婦人・子供服注文仕立職、小嶌(こじま)美恵子氏(76)は、伝統的なオーダーメード仕立てによる縫製技能に優れ、技能グランプリでは最高峰の内閣総理大臣賞を受賞。イブニングドレスの仕立て技能にも卓越し、作品は数々の賞を受賞している。

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