PR

地方 地方

佐賀・長崎両県が九州新幹線並行在来線の維持費めぐり負担金で対立

 九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)が令和4年度に暫定開業するのに伴い、並行在来線となるJR長崎線の肥前山口(佐賀県)-諫早(長崎県)の区間をめぐって佐賀県は8日、維持管理費が当初の想定よりも2倍以上に膨らむ見通しになったことを明らかにした。増加分の負担割合に関して佐賀、長崎両県の主張が対立している。

 JR九州が開業後23年間は同区間を運行し、鉄道施設を両県が保有する「上下分離方式」を採用する。

 維持管理費は、両県を通る第三セクターの松浦鉄道を参考に、年間2億3千万円になると算出した。両県はその後、維持管理費の負担を長崎県が2、佐賀県が1の割合とすることで合意し、「災害などで費用が増加した場合は折半する」としていた。

 佐賀県によると、同区間は特急が走れる設計のため、松浦鉄道より線路や踏切などの仕様が高水準だという。資材費なども高騰している中で、維持管理費は想定の2倍以上に膨らむ見通し。長崎県は増加分について「災害などの『など』に含まれる」と主張し、佐賀県に折半負担を求めている。

 佐賀県の山口祥義知事は8日の臨時記者会見で「『災害などで』という場合、普通は災害か重大な事件、事故だと思う。(長崎県の主張は)いかがなものか」と反発した。

 長崎県の担当者は「今後も協議を続ける必要がある」とコメントした。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ