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「ビワイチ」世界に発信へ ナショナルサイクルルート指定 滋賀

 ■訪日客誘致、活性化に期待

 国土交通省は7日、日本を代表する自転車道として国内外にPRする「ナショナルサイクルルート(NCR)」として、琵琶湖を一周する「ビワイチ」を指定した。県庁では祝賀イベントが開かれ、三日月大造知事は「選ばれた以上は世界の人たち、さまざまな層に楽しんでいただけるように力を入れたい」と述べ、NCR指定を追い風にした訪日外国人観光客の誘致や地域活性化に期待を寄せた。

 NCRは観光振興や地域創生を図ろうと、世界に誇るサイクルルートを国が指定する制度。ビワイチは琵琶湖を一周する全長193キロのルートで、県が平成27年から整備を進めてきた。

 昨年のビワイチ体験者推計は10万6千人に上り、年々増加している。海外からのビワイチ体験者は現在、台湾人観光客が多いが、三日月知事は「欧米のサイクリングブームも無視できない。今後の可能性を掘り起こしたい」として、幅広い地域からの利用者呼び込みを目指している。

 ルート沿線の自治体などもビワイチを通じた観光客の誘致に取り組んでいる。

 米原市は28年にビワイチや市内観光サイクリングの新たな拠点として、JR米原駅東口に新幹線駅直結型の「米原駅サイクルステーション」を開設。利用者は29年の2150人から昨年には2650に増え、昨年の訪日客の利用者は345人と前年比で倍増した。

 同市は訪日客の取り込みに向け、「日本らしさや宿泊滞在できる外国人向けルート、プランを提案する」(商工観光課)考えだ。

 「ビワイチの発着地」としてアピールする守山市はプロサイクリストの総監修のもとで独自のルートマップを作成。京阪神エリアの自転車店を通して配布し、県外からの誘客を図ってきた。同市地域振興・交通政策課の担当者は「『しまなみ海道』など他の2ルートと連携した誘客も期待できそうだ」と話している。

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