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伝統舞踊で日韓交流続ける 22日、四谷でイベント

 日韓関係が冷え込む中、韓国の伝統舞踊を通じて民間の日韓交流を続ける韓国人女性がいる。22日に四谷区民ホール(新宿区)で開催され、今年で7回目となる「日韓文化芸術交流祭」に向け、両国の踊り子たちが稽古に励んでいる。

 「アプロ(前に)、バンデロ(反対に)」

 新宿・新大久保にある「東京鄭愛鎭(チョンエジン)韓国舞踊学院」では、生徒の女性たちが、ゆったりとした音楽に合わせて呼吸や指先まで気を配りながら練習していた。院長の鄭愛鎭さんは、7歳のころから韓国舞踊を始め、2009年には故金大中元大統領の追悼会で舞踊を披露するなど、韓国伝統舞踊の第一人者だ。

 14年前に日本人の男性と結婚し、来日した。日本で結婚生活を送っていたが、踊りへの情熱は消えず、平成21年から都内のカルチャースクールで韓国伝統舞踊の教室を担当するようになった。

 評判を呼び、生徒も増えたため9年前に独立。新大久保に韓国舞踊学院を開設した。生徒は韓国人、在日韓国人、日本人とさまざま。6歳から83歳までの人たちが日夜稽古に励む。

 鄭さんは「生徒たちは私よりも韓国に詳しい。ノリがよくて、楽しいので一緒に楽しんでもらいたい。日本の方に韓国の文化を知ってほしい」と話す。

 チマチョゴリの衣装を着て、剣や扇などを用いて、喜怒哀楽を表現する韓国舞踊。太鼓や打楽器などから奏でる軽快なリズムや、ゆったりとした音楽などに合わせてさまざまな舞いを披露する。

 生徒の原田さやかさん(40)は、ドラマで韓国舞踊を見て魅了され、7年前から教室に通っている。「さまざまな表現方法があって歴史を感じることができ、突き詰めていきたい」と話す。

 目標の舞台は22日の「日韓文化芸術交流祭」だ。交流祭は日本舞踊なども披露され、日韓両国の文化を楽しむことができる。鄭さんはイベントの魅力をこうアピールした。

 「日韓でお互いの文化に触れれば、両国の関係の深さを感じられるはず。韓国の文化にもぜひ触れてほしい」(大渡美咲)

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