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アウトレットと農業体験 花園IC拠点整備 深谷市、4年開業目指す

 関越自動車道花園インターチェンジ(IC)周辺の拠点整備プロジェクトが具体化してきた。深谷市は1日に関係事業者と契約を締結し、中核施設のアウトレットモールと野菜をテーマにした施設について令和4年の開業を目指す。同市の小島進市長は締結式で「県北や秩父地域のまちづくりの大きな拠点になる」と期待している。

 市と契約を締結したのは、全国でアウトレットモールを展開する三菱地所・サイモン(東京都千代田区)と、野菜をテーマにした施設を整備する食品大手のキユーピー(東京都渋谷区)の2社。

 市は、農業と観光を柱とした広域的な地域振興を目指し、花園IC近くの用地約27万6500平方メートルで開発プロジェクトを進めてきた。具体的には、これまで「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市)などを展開してきた三菱地所・サイモンが、同社として10カ所目のアウトレットモールとして「ふかや花園プレミアム・アウトレット」(仮称)を4年秋に開業する予定だ。

 敷地面積は約17万6800平方メートルで、第1期としてアパレルショップや飲食店など約100~120店舗を開業する。関越自動車道に近く、年間400万~500万人の集客を見込んでいる。

 また、キユーピーも約1万7600平方メートルの敷地に、野菜をテーマにした観光施設「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」を4年春に開業する予定だ。施設では畑で年間約50種類の野菜を育てながら、収穫や調理など野菜と触れあう体験ができる。野菜による健康づくりをアピールする同社は、施設を野菜の魅力の発信拠点に位置づける考えだ。

 市は一連のプロジェクトで、年間約650万人の集客を想定している。全国の市町村でも産出額第6位の野菜を観光資源とする市は8月、「野菜を楽しめるまちづくり戦略」を策定しており、アウトレットモールなどの買い物客を市内の回遊にもつなげる計画を進めている。

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