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埼玉県内企業の負債総額54%増 今年上半期 目立つ大型倒産

 今年上半期(4~9月)の県内企業の負債総額が前年同期比54%増の369億900万円だったことが、東京商工リサーチ埼玉支店の調査でわかった。負債総額10億円以上の大型倒産が目立った。倒産件数(負債総額1千万円以上)は微減の174件だった。

 負債総額は10億円以上の大型倒産が前年同期に比べて4件多い6件だった。このうち、手芸やクラフト用品などを販売する八潮市のサンヒット(負債総額82億円)と、「みそだれやきとり」で知られ、東松山市などで店舗展開するひびき(同77億円)の上位2社で全体の43%を占めた。

 倒産件数は、上半期では2年連続で減少した。産業別でみると、サービス業他がトップ(構成比22%)で次いで建設業、卸売業と続いた。原因別では「販売不振」が最多、全体の56%を占めた。従業員別では「5人未満」が最も多く全体の69%だった。

 9月の日銀短観では自動車や小売りなどの先行きの景況感が悪化。住宅ローン減税の拡大などの景気対策が取られているが、停滞感が強まっている。今後の見通しについて、同支店は「消費者に近い小売業やサービス業のほか、世界経済の減速に直面する製造業などを中心に県内の倒産も緩やかな増勢に転じる機会をうかがっている様相にある」と分析している。

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