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首里城で火災 正殿と北殿ほぼ全焼、南殿も炎上 消防車出動

炎上する首里城=31日未明、那覇市(杉本康士撮影)
炎上する首里城=31日未明、那覇市(杉本康士撮影)
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 31日午前2時40分ごろ、那覇市の首里城で「煙が上がっている」と警備会社から119番通報があった。正殿などが激しい炎を上げて燃え、消防車両が10台以上出動して消火に当たったが、首里城の正殿と北殿、南殿がいずれもほぼ全焼した。沖縄県警那覇署などは周辺住民を避難誘導した。けが人の情報はない。

 正殿と北殿、南殿はいずれも木造。今月27日からは琉球王国の儀式を再現した「首里城祭」が開かれていた。那覇署などが出火の原因や経緯を調べている。

 首里城は、1429~1879年に続いた琉球王国で中心的役割を果たした城。国王の執務室や行政施設からなり、正殿は2層3階建ての造りや竜の彫刻が施された柱といった独自の形式を持っている。

 大正14(1925)年に正殿が国宝に指定されたが、太平洋戦争で建物は全て焼失した。平成4(1992)年に主要施設が復元され、12(2000)年の九州・沖縄サミットでは北殿が首脳夕食会場となった。同年、首里城跡を含む「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」が世界遺産に登録された。

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